サヨナラdearest

聞こえるのは　降りしきる　雨の音
すべて忘れたい　君との記憶も　想いも

あのとき　君の言葉　信じてたら
今もまだ...　なんて　後悔して
君は　ずっと　伝えてくれてたのに
優しさに触れるのが　怖かった

笑いあった時が　鮮明に浮かんで
喧嘩も　たくさんして　怒ってばっかりで
君と重ねた時間　かけがえない瞬間
浮かんでは　消えてく
もう　戻らない

ひとつだけ　わたしの願い　叶うなら
君といる　夢　いつまでも　見させて
君の涙も　痛みも　喜びも
全部　背負って　ただ　そばにいたいの

冬を告げる　冷たい風
季節は移り　雨は雪へと変わる
なのに　君がくれた　時計の針は
凍てついて　あの日のまま

見せてくれた景色も
紡いだ想いも
何気ない日々も　君とのすべてが
この先も　ずっと　絶え間なく続いてく
って　本当に　思ってた
もう　戻れない

この声が　枯れるまで　叫ぶから
どうか　君が　気づいてくれるように
今さら　遅いけど　素直な気持ちを
わたしの言葉で　君に伝えたい

君の声が　聞こえなくなって
わたしの声も　届かなくなって

ふたりは　別々の時間　刻むけれど
またいつか　どこかで　つながる　と信じて

今は　まだ　願ってしまうから
この声　枯れるまで　歌い続けるの
雪が　降りやんで　わたしの時計も
いつか　ふたたび　動き出す　時が来るだろう

そのとき　君の中のわたしは　笑ってるかな